Inon Zur

実在の人物で、Falloutシリーズのサウンドトラックを手掛けている御方。一流のオーケストラ作曲家として国際的に高く評価されている。
1965年にイスラエルで生まれ、幼い頃から音楽に触れて育った。1990年に渡米し、1994年より作曲家としてのキャリアをスタートさせる。初めはテレビ番組や映画が中心であったが、2000年発売のスタートレックのゲームからテレビゲーム業界にシフトしていき、現在は大半がテレビゲームの仕事だそうだ。

Falloutシリーズでは、Fallout Tactics: Brotherhood of Steel (2001)、Fallout 3、Fallout New Vegas、Fallout 4、そして本作Fallout 76の5作品に提供している。Main Themeから探索、戦闘BGMに至るまで、ほとんどが彼の作品である。
Fallout 3では英国アカデミー賞、スパイク・ビデオゲーム賞、ゴールデンジョイスティックアワードの2008年度ゲーム音楽部門でノミネートを果たしている（受賞には惜しくも至らず）。

その他業績や受賞歴など詳しくはWikipedia（日本語版なし）を参照。
ちなみに読みは「イノン・ツゥール」。

参考：INON ZURと振り返る『FALLOUT 4』の音楽制作の舞台裏（2022年10月10日）
https://fallout.bethesda.net/ja/article/1QvqDmu8hs2EWKoekqNFqV/fallout-25-behind-fallout-4-score-with-inon-zur